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フォトショップ無料素材制作講座66「写真に映り込んだ不要物を簡単に消すテクニック」

ポイント

旅先などで撮った思い出の写真に愕然・・・。
「この電信柱さえなかったら・・」「このゴミさえなかったら・・」
そう思ったことはありませんか?
今回は、そんな写真に写り込んだ不要物を、フォトショップを使って簡単に消す方法を紹介します。


加工前・加工後、不要物を消す

上記写真のように、直線的な背景の上に写り込んだ物を消すのが一番簡単です。
背景が複雑なときは、この方法は適していないかもしれませんが、いざというとき役に立つかもしれませんので覚えておきましょう


ステップ1

選択範囲

まず写真から消したいのは、白のレース手袋とします。
上記のように、手袋と同じ面にある部分を選択範囲で覆いましょう。
しっかり慎重に選択範囲をつくってくださいね。後々の仕上がりが綺麗になりますから。
選択範囲で囲んだら、キーボードの、Ctrlキーを押しながらJを押してください。
すると、この選択した範囲が切り抜かれたような状態になり、レイヤーパレットに新しいレイヤーとして追加されます。
この追加されたレイヤーを移動させ、手袋の上に重ねていけばよいのです。
ほかの箇所も同様、近くの面を選択範囲で囲んで→Ctrl+J→レイヤー移動させ重ねる、、を繰り返します。
重ね終わったら、それぞれのレイヤーを、「レイヤー」→「画像の統合」をしておきましょう。
地道な作業ですが、頑張りましょう!!




ステップ2
コピースタンプツール

このステップ2の段階では、もうすでに手袋が消えている状態になっているはずです。
しかし、他の面との組み合わせなので、それぞれの境界線がグチャグチャになっているはずです。
そこでこのコピースタンプツールを使って、境界線を馴染ませていきます。
まず、コピースタンプツールを選んで、サイズを10~19(写真によりけり)程度にします。
次に写真の綺麗な面を、Altキーを押しながらクリックします。
このクリックした部分がコピーされ、スタンプツールにコピーされます。
あとは境界線上をマウスボタンを押したままスタンプツールで塗れば、境界線が消えていきましたね。
それぞれ馴染ませる境界線の箇所により、Altキー+クリックをわすれないようにしてくださいね。