システム開発 大阪/携帯電話 iphone用の動画を作成 ffmpeg faac faad2
携帯電話の通信速度が、次世代の通信技術が今年の末から主要都市で
開始されるそうです。
また、スマートフォンの普及に合わせて、高画質の動画再生の
場面が増えてきそうですね。
そんな訳で、手軽にサーバー側(linux)で自動的に各モバイル端末に動画を変換する
システムの構築してみます。
その前に動画に必要なコーデックなどの種類をまとめてみました。
変換に必要な大本のプログラムは ffmpeg です。
ただ、ffmpegだけでは、各端末の仕様にあったフォーマットの動画が
標準で作成できない場合があります。
その場合、対応したコーデックを追加する必要があります。
はじめに
■faac faad2
AAC(Advanced Audio Coding)のフリー版、MPEG-2とMPEG-4で使用されるオーディオ用のコーデック、
MPEG-1で規格化されたMP3(MPEG Audio Layer III)と比べ圧縮率は1.4~1.5倍、
ビットレート96kbpsでエンコードされたAACファイルの音質は128kbpsのMP3と同等だそうです。
MP3等のMPEG-1 Audioや、MPEG-2 Audio BC(Backward Compatible)を超える高音質・高圧縮を目的に標準化された方式である。
MPEG-2 Audio BCとは異なり、符号化アルゴリズムにおいてMPEG-1 Audioとの互換性はない。ファイルに格納した場合の拡張子は、.mov .mp4、m2ts .m4a、.m4b、.m4p、.3gp、.3g2または.aac。なお、放送ではADTS(Audio Data Transport Stream)と呼ばれるヘッダ形式で伝送されることが多い。サンプリング周波数はMP3が最大48kHzまでだったのに対し、AACは最大96kHzまでをサポートする。
MPEG-2 AAC(ISO/IEC 13818-7)とMPEG-4 AAC(ISO/IEC 14496-3, Subpart 4)とがあり若干仕様が異なっている。しかしPNSやLTPといったツールが利用可能になった以外はアルゴリズム自体に違いはなくヘッダの一部分が1ビット異なるだけであり、通常の使用では区別する必要はほとんどない。
AACにも拡張機能が使用可能かどうかによって幾つかの種類があるが、一般的に利用されているのはAAC-LC(AAC Low Complexity)と呼ばれる基本機能だけを用いるものである。
MPEG-4 AACバージョン3においては、SBR(Spectral Band Replication)やPS(Parametric Stereo)技術によって64kbpsを下回るような超低ビットレートにおける品質を改善するHE-AAC(High-Efficiency AAC)が追加承認されている(AAC-LC、HE-AAC(aacPlus、AAC+SBR)、HE-AAC Version 2(aacPlus Version 2、Enhanced aacPlus、AAC+SBR+PS))。