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adobe 次期Creative Suite(CS):Fireworks CS4の機能性(パブリックベータ版)

次期バージョンのリリースが08年末か09年早々と言われている「Fireworks CS4」の新機能とCS3との違いについて。

今回のバージョンアップでは、webサイトのプロトタイプ作成としても十分に使っていくことを目的とした機能強化と、CS3の使い勝手を向上させる機能強化が図られている

尚、パブリックベータ版が提供されている。ダウンロードはAdobe Labsから。
CS3のランセンスがあれば、製品リリースまで使用することが可能である。
またCS3のライセンスがない場合でも48時間使用することができる。

新機能1-インタラクティブなプレゼンテーション資料が作れる「Demo Current Document」

「Demo Current Document」はpngドキュメントでの複数のページからスライド画像とhtml、制御するswfファイルを自動的に書き出せるように書き出し機能が強化されている。
そして、ブラウザでの再生・早送り・巻き戻しなどが行えるようになっている。この機能により、ライバルに差をつける様々なプレゼンテーション資料の作成が可能となった。
また、PDFへの書き出しにおいてもパスワード制御による情報保持が行える。

さらに、書き出し機能の強化においては「HTMLとCSSの書き出し」も可能となっている。


新機能2-PSDファイルとの親和性の強化

CS4ではPSDファイルの読み込み強化がされている。
CS3まではPSDファイルを読み込んだ際に文字のアンチエイリアスやカーにングが崩れていたが、CS4ではAdobeタイプエンジンを搭載したことにより、この問題が解決されている。


新機能3-描画時に超便利!「ToolTips」の座標表示と「Measure tool」

CS4では描画ツールを使用した場合にのみ、マウスカーソル部に座標表示がされるようになった。CS3まではプロパティインスペクタで数値が確認しながらであった作業が視線移動せずに行える。

また、「Measure tool」はオートシェイプで描画した際に、自動で幅を系さし表示され、幅を確認したい場合に非常に役立つ機能である。もちろんそのままパーツの一つとして残しておいても良い。


新機能4-拡大縮小しても角丸の角サイズを保持する「9-slice scaling」

CS3までは角丸素材を拡大縮小すると角サイズまで拡大縮小されていた。この問題を解消するにはシンボル化する必要があったが、CS4からはツールパネルから「9-slice scaling 」を選択すると自動で画像を9分割して真ん中部分だけの拡大・縮小できるようになった為、シンボル化する必要がなくなった。
また、%指定しかできなかった角サイズもpixel指定が可能となっている。


新機能5-レイアウトがスピーディかつ美しく「Smart Guide」

「Smart Guide」はオブジェクト同士の位置関係をガイドで表示し、吸着させることができる。整列コマンドとプロパティインスペクタを使って揃えていた作業がマウス操作でかなりの正確さで揃えることができるようになった。