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WEBシステム開発/DNSを正しく設定してWEBシステムを高速化・最適化する

DNS(Domain Name System)の仕組み自体は単純で
インターネットが普及した現在では誰もが想像つく事かと思われます。

ネットワーク通信は
郵便番号風なIPアドレスを元に行われ、どのサーバー、パソコンと
通信すればいいのか?判断します。

さらにどのアプリケーションなのか?ポート番号の存在などなど
実際には複雑な面も多く持っています。

単純にアルファベットのドメイン名を、IPアドレスに変換する
とだけ覚えておけば、生活するうえでは何の問題もなさそうです。。。

本題ですが
固定IPなどで、社内サーバーを設置されている場合
その、DNSの問い合わせをどこにするのか?っと言う話です。

最近のドメインサービスでは、自社でDNSサーバーを設置しなくても
いい仕様、単純にサーバーのIPアドレスを設定すれば
そのまま使えてとても便利です。

そこでDNSサーバーの設置が必要無くなる為
回線業者のDNSサーバーに名前解決の問い合わせを行う事になります。

アクセス数の少ない場合は、特に問題はないのですが
1日のアクセス数が多くなってくると、業者のDNSの問い合わせリクエストが増えて
そのトラフィックが無視できないレベルになってきます。

ネットワークのトラフィックが増える
レスポンスが悪くなるなどなど

問題が多発してしまいます。

そんな時は、サーバーの空きスペックを考慮しながら
そのサーバーに問い合わせ専用、キャッシュ機能を備えたDNSサーバーを
設置する事をおすすめします。

ネットワークのトラフィックが改善されるだけでなく
サーバーのレスポンスが劇的に改善されることでしょう。


関連資料
Domain Name System(ドメイン ネーム システム、DNS)はインターネットを使った階層的な分散型データベースシステムである。
1983年に情報科学研究所 (ISI) のポール・モカペトリスとジョン・ポステルにより開発された。
現在ではおもにインターネット上のホスト名や、電子メールに使われるドメイン名とIPアドレスとの対応づけを管理するために使用されている。
インターネットに接続されているすべてのコンピュータは、固有のIPアドレスを持っている。たとえば、ウィキペディア日本語版のwebサーバの持つIPアドレスは2007年4月現在では "211.115.107.162" である。
インターネット上のどんなコンピュータにアクセスする際にも最終的にはそのコンピュータの IPアドレスを知る必要がある。
しかし、IPアドレスは、3桁までの4つの数値の組み合わせ(IPv4の場合)からなっており、最大12桁の数字の羅列となり覚えにくい。
このため、IPアドレスを人間が覚えやすい名前で扱うことができるような機構が考案された。