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フォトショップを使った写真加工テクニックパート16 「輪郭で色を塗り分けた版画風」

完成

インデックスカラーに変換して色を塗り分け、「エッジの光彩」フィルタを使って輪郭線を作成します。

ステップ1
ぼかし・インデックスカラー

加工したい写真を用意して開きます。
輪郭を少し滑らかにするために「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を「半径:1px」で実行します。
次に、「イメージ」→「モード」→「インデックスカラー」を選択しダイアログを開きます。
「パレット:ローカル(特定)」、「表示色:10」、「強制なし」に設定しOKボタンをクリックします。
こうすることで写真の色が10色に制限され、塗り分けられた状態になります。

ステップ2
カラーテーブル

続けて、「イメージ」、「カラーテーブル」、を選択し、「カラーテーブル」ダイアログを開きます。(写真上段)
パレット内のどれか一つの色をクリックして、カラーピッカーを開き、現在よりも鮮やかな色に変更し、OKをクリックします。(写真中段)
パレット内の10色は現在の画像の色に対応しているため、パレットの色を変えることで、画像の色も変化します。(写真下段)
この手順で10色とも変更することで、全体的にさわやかな色合いになってきます。

ステップ3
レイヤー複製

色の調節が完了したら、「イメージ」→「モード」→「RGBカラー」を選択して、画像をRGBカラーに戻します。
「レイヤー」→「レイヤーを複製」を選択し「新規名称:輪郭線」でOKします。
複製したレイヤーを、「描画モード:乗算」に変更します。

ステップ4
エッジの光彩

「輪郭線」レイヤーを、「フィルタ」「表現手法」「エッジの光彩」を選択し、上記画像の設定でOKします。

ステップ5
チャンネルミキサー

「イメージ」→「色調補正」→「チャンネルミキサー」を選択し、「モノクロ」をチェックしたあと、レッド・グリーン・ブルーの全てのスライダを「100%」に設定しOKします。
最後に「イメージ」→「色調補正」→「階調の反転」を実行すれば完成です。