HDDからSSDに変更するだけで、WEBサーバーは高速化する HTTP DB パフォーマンス
SSDの大容量製品がお手頃価格で購入できるようになってきた。
2013年は、最新のフォームウェア(第三世代)の製品が多くリリースされるだろう。
サーバー向けの安定動作を売りにした製品も発売されており
多くの実績を得ています。
HDDからSSDにストレージを移行するメリットとして
データアクセスの高速化、低消費電力、消音効果などがあります。
デメリットとしては、ハードウェアの破損時データ復旧が困難なことと
ハード的に寿命が短いことでしょう。
極端に寿命が短いわけではないので、目的に合ったサーバー(載せ替え頻度が高い)
などに使用していけばいいと思います。
ファイルの入出力、データベースクエリー発行の多いサーバーに
SSDを導入するだけで、劇的に高速化します。
トラブルを招きかねないチューニングを行う必要がないので
開発者にとってメリットが高いのではないのでしょうか?
また、サーバー用SSDの寿命を延ばすための技術も存在します。
Trimコマンドを利用できるSSDの場合、均等にデータを配置し平均的な利用を
してくれるので、データの書き換えが一部に集中することを抑えてくれます。
ただ、TrimコマンドはRAID接続のSSDにはほとんど対応していない。
RAIDカードの種類に影響を受けるそうなので、SSDへの移行後自分で調べてみることです。
■Trim対応確認
hdparm -I /dev/sda | grep -i TRIM
対応している場合は
Data Set Management TRIM supported
と表示されます。
後、I/Oスケジューラーの変更も必要らしいが
最新のカーネルを利用している場合は、あまり必要が無いらしい。