Linuxサーバにハードディスク(HDD/WESTERN DIGITAL/WD1001FALS)を追加
ハイパフォーマンス仕様で一部のマニアを虜にしてやまないWD1001FALS(1TB)を早速2台購入して、
会社で使用しているバックアップ用サーバへ増設してみました。
保守管理しているホームページなどのバックアップを3世代残せるシステムを構築してみました。
一昔前のLinuxに比べれば格段にHDDの追加作業が楽になっています。HDDの認識など考えなくてOK!年齢がネタばれです(;一_一)
③ステップでHDDを利用する事ができます。
●HDDにパーティションを作成する
1TBのHDDの全ての容量を1つのパーティションとして作成します。
既存のHDD2台が搭載されているサーバに、新規のHDD2台を追加する仕様です。
既存のHDDがsda、sdbなので、追加分はsdc、sddになっています。
# /sbin/fdisk /dev/sdc
# /sbin/fdisk /dev/sdd
警告メッセージが表示される場合がありますが、今回は無視してコマンド「n」を入力して次に進みます。
次に「p」、「1」と入力して、後は全てデフォルト値のままENTERを指定して進みます。
最後に「w」と入力して更新を反映させます。
●パーティションをフォーマットする
Ext3形式でフォーマットを行います。
Ext3よりReiserFSがサイズの小さいファイルを扱うには良いらしいですが、現在開発が中断中なのでExt3形式にしております。
# /sbin/mkfs.ext3 /dev/sdc1
# /sbin/mkfs.ext3 /dev/sdd1
●起動毎にマウントするように設定する
・マウントポイント(ディレクトリ)作成する
# mkdir /home3
# mkdir /home4
・作成したパーティションにラベルを付ける
# /sbin/e2label /dev/sdc1 /home3
# /sbin/e2label /dev/sdd1 /home4
・再起動毎にマウントするように設定する
# vi /etc/fstab
LABEL=/home3 /home3 ext3 defaults,noatime 1 2
LABEL=/home4 /home4 ext3 defaults,noatime 1 2
以上でHDDが無事利用する事ができました。速度的なものはまだ試していないのですが
少し騒音が大きくなった気もします…。また24時間365日元気で動いてくれればOKですね。